私は、わが子が幼稚園時代に過ごした一年間の入院生活を一番近くで見守り、幼い子どもが向き合うにはあまりに過酷な現実を、身をもって知りました。
病院は、命を守り、心強いケアを届けてくれる大切な場所です。
しかし同時に、幼い子どもにとっては、家族と離れて過ごす心細い夜や、大好きなお友達に会えなくなる寂しさ、治療のために自由が制限される生活と向き合う場所でもあります。
体調や状況によっては、クリスマスやお正月、大切なお誕生日を病院のベッドの上で過ごすこともあります。
不自由な点滴や苦手なお薬と向き合う日々の中で、子どもたちの表情が曇る姿を何度も目にしました。
そんな景色を一瞬で色鮮やかに変えたのが、あるスターの訪問でした。
スターが現れた瞬間、病棟全体に魔法がかかったのを今でも鮮明に覚えています。
子どもたちの瞳が、見たこともないほどキラキラと輝き、弾けるような笑顔に包まれたのです。
治療の不安や孤独を完全に消すことはできなくても、憧れの人に会えたという「誇り」や「感動」は、子どもたちが未来へ踏み出すための大きなエネルギーになると信じています。
あの日見た光景を、日本中の病院に届けていきたい。
子どもたちが治療の記憶だけでなく、心に灯る「特別な贈り物」を抱いて歩んでいけるように。
私たちは、病院やパートナー企業の皆さまと手を取り合い、最高に輝く「笑顔の時間」を届けるために、全力を尽くしてまいります。
一般社団法人 Charity Action JAPAN
表理事 森山 裕子